in SPIRE 内なる声をきく

あなたの世界を再構築するための情報です

悟り、非二元

キリスト意識からの啓示:ジョセフ・ベナーの著作「インパーソナルライフ」「あなたの内なるキリスト意識」の紹介

静まって、わたしこそ神であることを知りなさい 「改訂版 インパーソナル・ライフ あなたは神とひとつである The Impersonal Life Japanese Edition インパーソナル・ライフ・メッセージ」 ジョセフ・ベナー 著、大湾洋乃 訳 前回の記事では意識の個別性につ…

思考は止められない、という話

こんにちは。まだまだ暑い日が続いていますが、大阪では朝のうちはすこし涼しくなってきて、秋の訪れを感じられるようになってきました。 前回の記事では意識レベルの上昇に伴って知覚がどのように変化していくか、ということについて、わたし自身の経験して…

このブログについての予備知識となる10冊#10 『サイレント・パルス 宇宙律との遊星的共振』

ひとりひとりの人間は、リズミックな波動で表現される純粋な情報からできている。その波動は、量子たちの無限小のヴァイブレーションからはじまって、原子、分子、細胞、器官、生体、家族、部族、民族、国家、文明、そしてそれを超えたものへと永遠にひろが…

霊的な師(マスター)を探すことはやめましょう

ひとりのひとの透察(ヴィジョン)というものは、その翼を他のひとに貸せはしないのです。あなたがたのひとりひとりは、神の「知」のなかに独りで立たされている。同じように、ひとりひとりが、神について「知ること」、大地を「理解すること」においては、…

統合性ってどういうこと?

今回は短めのお話です。 この In SPIRE ではデヴィッド・R・ホーキンズ博士が提唱された「意識のスケール」という概念をすべての記事における基本的な知識として活用しています。この概念についてまだご存じない方は下の記事をお読みのうえ、博士の『パワー…

意識が世界を創造する(相互入れ子構造による宇宙の多重創造論)

前回の『真理について要点を整理する(ふたたび非二元とはなにか?)』という記事で、『存在=意識』ということを述べました。 なにかが存在しているということは、それが「認識(意識)されている」ということを同時に意味しています。 今回はこのことから…

真理について要点を整理する(ふたたび非二元とはなにか?)

この In Spire では、これまでに様々な本を読んだり色んな人に尋ねたりして真理を探求してきた人々に、直観的な理解が起こるように促すことを目的として様々な話を書いてきました。ですから基本的に想定している読者は、すでに何年もかけて知的探究やヨーガ…

意識レベルを高める話法、語法

その人から出てくる言葉は、あたりまえですがその人の意識レベルを反映しています。 意識レベルが低いということは自己中心的で、自己と他者、自己と世界の間の分離分断の度合いが大きいということです。意識レベルが高いということはより統合的、調和的で、…

垂直の時間、水平の時間――いま ここに ある

しばらくの間、風邪をこじらせたり、身辺にいくつかの変化があったりして、なかなかゆっくりと記事を書くことができませんでした。このblogのひとつひとつの記事はすべて一日で書き上げていますが、長いものだと半日はかかってしまいます。それだけの時間と…

目の前の現実(いま)のあやふやさ

わたしたちがいまこの瞬間に目撃しているもの、目の前で起きている現実は本当に確かなものなのでしょうか? 人間は、知覚(五感と思考による認識)によって世界を体験しています。このすぐれた知覚能力のおかげで、人間は世界を存分に知ることができるのだと…

その瞑想はなんのため?

今回は瞑想についてすこし書いてみたいと思います。といっても、わたし自身がほとんど瞑想はしませんし、やるとしても自己流のやり方ですので、方法論などを述べるつもりはありません。 瞑想は、悟りに近づくための訓練もしくは練習といってよいと思います。…

エゴは幻想? わたしはいない?

非二元をはじめとするスピリチュアルな真理についての教えでは例外なく、わたしたち人間の自我(エゴ)つまり自分が自分であると思っているところの自分というものは幻想であると説いています。 つまり、「わたしは存在しない」というわけですが、もう少し丁…

存在に関する統合的な図表(次元密度+意識レベル+グルジエフの人間論+チャクラ)

さまざまなチャネリング情報で語られる次元密度という概念と、デヴィッド・R・ホーキンズ博士の意識のスケール(意識レベル)の理論、グルジエフのオクターブ理論(7の法則)と人間論、さらにチャクラの概念を統合し、一覧できる図表にしてみました。 それぞ…

輪廻転生という概念をどのように理解するべきか

わたしたち人間には魂というものがあり、魂は肉体が死んでも滅びず、この世を去ってあの世へと行き、そしてまた新たな肉体に宿ってこの世に生まれてくる。そして魂はこの生まれては死に、また生まれてくるということを何度も何度も繰り返している― こうした…

このブログについての予備知識となる10冊 #6 『意識は語る ラメッシ・バルセカールとの対話』

今回は、わたしがもっとも多くを学んだ心の師ともいえるラメッシ・バルセカールの『意識は語る ラメッシ・バルセカールとの対話』(ウェイン・リコーマン編)をとりあげます。 意識は語る―ラメッシ・バルセカールとの対話 作者: ウェイン・リコーマン,?木悠…

全体性を把握するためのトレーニングについて 理論編

これまでこのブログでは、『全体』や『全体性』という言葉をたびたび用いてきましたが、ここでその意味を整理しておきます。『全体とは、分割、分離できない(しない)すべて』ということです。したがって全体性とは、『すべてあること』といえます。 以前の…

このブログについての予備知識となる10冊 #4~#5 『ニュー・アース』『タオ―老子』

今回は2冊ご紹介します。 『ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる』エックハルト・トール ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる- 作者: エックハルト・トール,吉田利子 出版社/メーカー: サンマーク出版 発売日: 2008/10/17 メディア: ハードカ…

苦しみとはなにか? あるいはなぜドラッグは気持ちいいのか?

幸せというものはつかみどころのない概念だと思います。「幸せになりたいですか?」と聞かれて「いいえ」と答える人はあまりいないでしょう。ですが、幸せになりたいということは、実は「いまは幸せではない」という思いが前提としてあるということになりま…

それは重要ではない!? 部分と全体について

先日の記事『非二元ってどういうことなの?』の続きになります。 merciful.hatenablog.com この記事では、人間の知覚はどこかに焦点をあわせることによってなにかを認識し、把握しようとする仕組みになっていることを明らかにしました。焦点をあわせる(フォ…

非二元ってどういうことなの?

ここ数年で、スピリチュアルな本や話題に、非二元という言葉がよく出てくるようになってきたと思います。非二元はノンデュアリティと英語で呼ばれることもありますが、最近になって誰かが言いだしたわけではなく、1000年以上前のインドにいたシャンカラが唱…

プロローグ6 2014 目覚めのつづき?

2013年の11月に退院して仕事に復帰したのですが、翌年2014年の3月頃、今度は謎の発熱がはじまり、3週間寝込むことになりました。この時も1週間ほど血液内科のある病院に入院したのですが、結局なにも原因は分からず、診断名は「不明熱」というものでした。実…

誰が悟るのか?

過去の話についての記事が長くなりそうなので、そちらはシリーズとして続けていくこととして、このブログをはじめるにあたって最初に述べておこうと思っていたことをこちらに先に書いてみます。 この記事がこのブログの実質的な最初の記事となります。 いわ…