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ヴァジム・ゼランド著 「リアリティ・トランサーフィン」シリーズ 第1巻と第2巻の内容について考察しています。

note のほうでヴァジム・ゼランド氏の著作「リアリティ・トランサーフィン」シリーズの第1巻と第2巻の内容について考察しています。

 

note.com

 

書きはじめた時点ではこちらの BLOG にリンクする予定はなかったのですが、内容的にちょうど前回の記事で予告していた「エネルギーとか周波数といった観点からの話」にも該当していますし、また、ボリュームも結構あるので、せっかくですからこちらの BLOG にアクセスしていただいた方にも読んでもらえたらと思いました。

 

これらの記事は、リアリティ・トランサーフィンそのものの内容を紹介させてもらうことを第一の目的としていますが、ただそれだけではわたしが書く意味もないと思い、トランサーフィンをノンデュアリティ(非二元)の観点から可能な限り説明することにも挑戦しています。

 

そして、まだ第1巻の内容を終えたところですが、今のところこの試みはうまくいっていると自分では思っています。note の記事は基本的に探求者向けというより、記事をきっかけに(商業的なスピリチュアルではない)ほんとうの霊的な知識に関心をもってもらう目的で書いています。

 

(※2023年7月17日に第2巻の内容まで一通り書き終えました。読んでくださった皆様に感謝しますとともに、あらためて著者のヴァジム・ゼランド氏に敬意を表します)

 

そのため、このトランサーフィンに関する一連の記事でもノンデュアリティに関する話は一から噛み砕いて分かりやすく説明するようにしています。こちらの BLOG で書きはじめた頃の記事はもう数年前のものになりますが、人間の知覚の仕方が分離という幻想を生みだしているというわたしの理解の核心部分はその頃から一切変わってはいません。

 

しかしながら、時間の経過とともにこの理解はさらに深まったり広がったりしていました。それを今回こういう形であらためてアウトプットしてみたのですが、書かれたものを自分で読んでみると、なかなか熟れていて分かりやすいのではないかと感じました。

 

このBLOGにしても note にしても、わたしは一切の収益化を図っていませんので、同じことについて手を変え品を変えて何度も書いて、閲覧数を稼ぐようなことは基本的にするつもりがありませんでした。でも今回、部分的にとはいえ、いままで書いたことの焼き直しのようなものを書いてみて気づいたことがあります。

 

ひとつには、一度言い切ったつもりのことでも、よりよく言い直せる可能性があるということです。もうひとつには、その結果として、あらたな発見があるということです。

 

後者については、この記事

リアリティ・トランサーフィンの考察⑰『どうすれば理性の働きを弱めることができるのか』|BLACK|note

で紹介した理性の働きを弱める(止める)方法がそれです。

 

この方法は、実は IF (直感的フィールド)としてこちらのBLOGで紹介しているテクニックの基礎的な原理となっているのですが、それだけでも十分に強力なテクニックとして使えるものだということに今回の記事執筆を通じて気がつきました。

 

そもそもこれは、ホーキンズ博士が「 I <わたし> 真実と主観性」のなかで紹介している訓練法(これについてもこのBLOGで紹介しています)をほんのちょっと応用しただけのものになるのですが、このホーキンズ博士の訓練法が意図するところこそが、「知覚が生み出す分離感」を超越し、「霊的な統合性」を獲得すること、すなわち分かりやすくいえば覚醒や悟りへと人を導くことです。

 

これらの方法はすべて、理性による事物(思考や感覚も含みます)への一体化を解除してくれます。実践の当初においては、一体化が解除されるのはその都度の思考であったり、感覚や感情であったりと部分的、限定的ではありますが、実践を積んでいくにつれ、それは肉体精神機構の全体に影響を及ぼすようになっていきます。

 

悟りとは自我=エゴ=肉体精神機構との一体化が完全に解体されることです。ですから、これらの方法を根気強く継続して練習し続けるだけで、原理的には最終的に悟りがその人に起こることまで期待することができます。

 

これを行っていくと、その進展具合に沿って意識に変容が起きてくるでしょう。言い換えるとそれは、世界の見え方が変わってくるということです。このことについては、並行してさまざまな霊的知識の書かれた文献(このBLOGもそうです)に目を通していくと、自分の読解のレベルがだんだん変わってきていることを確認できるはずですので、そうやって相補的に理解を深めていくとよいと思います。

 

わたし自身、ふり返ってみれば、ホーキンズ博士のこの訓練法によって現在の意識レベルに近いところまで成長したのだと思います。しかしながら当時はすでに意識の急激な変容が起きていて、そのプロセスのなかでこの方法にも出会って取り組んだという流れであったため、この方法そのものの効果と恩恵がそこまで大きかったとは、自分でも理解していなかったようです。

 

これらの方法は、やり方とその原理さえ理解すれば、誰にでも実行できますし、誰にでも効果が現れます。ホーキンズ博士も言っていますが、そこに努力も必要ありません。もっとも、これくらいやれば意識レベルを○○ポイント上げられますよ、ということはもちろん言えません。その人の現在の意識レベルがどれくらいかによっては、すぐに大きな変化が現れることがないかもしれません。しかし、いずれ必ず、変容した意識に驚く日がくるはずです。

 

もしかしたら、トランサーフィンの記事を書きはじめたのは、このことに気づいてあらためてこうしてお伝えするためだったのかもしれないと、わたしは思っています。ここまで読んでくださった方にとって、この情報がお役に立てば幸いです。

 

それではまた、次の記事でお会いしましょう。

 

※以下に、IF(直感的フィールド)についての記事をリンクしておきます。

 

merciful.hatenablog.com

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