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Intuitive Field (直感的フィールド):ふわっとした氣の使い方いろいろ

ふわっとした氣という名称はあまりにもふわっとしていてやや使いにくいので、Intuitive Field (直感的フィールド)という名前を用いることにしました。略してIFです。

 

IFはその名前の通り、その領域内にあるものを直感的に感じとるためのイメージを用いたテクニックです。ふわっとした氣という呼び方のままでもよいのですが、それだとなにか目には見えないけど半ば物質的な雲のようなものを想起してしまうかもしれません。もちろん、そういったものだとイメージしてもなんら問題はないのですが、個人的な氣というものを扱っていると考えるよりも、直感がうまく働く場のようなより抽象的かつ非個人的なものをイメージした方がなにかと応用が利くうえ、誤った用い方をすることも少ないかなと思いました。

 

このIFは、こうしてここで名称が変わったことでもお分かりのとおり、わたしにとってもまだ確固としたテクニックではありません。この数年間ほど自分ではいろいろ試してきましたが、こうして誰かに伝えてみようとすると、きちんと理論化しきれていない点が見えてきたり、新しいアイディアが生まれてきたりして、なかなか形が定まりません。もっとも、扱っているものがふわっとしたものですから、これはきっちりと完成させるべきものではないのかもしれないなとも思っています。

 

今回は簡潔に、IFを実践するうえでの注意点や応用的な使い方をいくつか挙げてみようと思います。その前に、前回の基本的な実践方法を書いた記事をリンクしておきます。

 

merciful.hatenablog.com

 

IFを使ううえでの注意点

さて、まずはIFを用いるうえでの注意点ですが、ひとつだけです。それは侵襲的なイメージ、操作的なイメージを用いないということです。IFは直感のアンテナをふわっと拡げていくものです。直感ということは、その場の中にあるものについて、感覚器官(五感)を介さずに「直接感じる」ということです。直感は「やってくるもの」ですから、探ろうとしたりコントロールしようという意図のもとでIFを拡げても、それは機能しません。機能したように思える場合は誤った思いこみに囚われてしまっていると考えた方がよいでしょう。そのような意図を持たずにIFをイメージしているとき、モノは見るのではなく見えてきます。音は聴くのではなく聴こえてきます。その状態に入ると、やがて本当の直感的情報がやってくるようになります。

 

周囲と感情で同調する

これは、そのように意図しなくてもIFをうまくイメージできていれば自然とそうなるのですが、IFの内側にいる人は、感情的に同調しやすくなります。その場がネガティブな感情に支配されている場合は、IFを拡げるとあなたもその感情に飲みこまれてしまうかもしれません。こうした場合は、あとに述べる方法を試すか、あるいはIFを引っこめるのもひとつの手です。基本的に、邪悪な感情からは逃げるのが賢明です。

ポジティブな感情があらわれている場合は、IFでそれを大きく包みこんであげれば、あなたも含め、その場はよい波動を共有できるでしょう。こうしたことは、誰でも無意識に行っていることです。IFはそれを意識的に行うテクニックです。

いずれにしても、他の人の感情を意図的にコントロールすることはできません。場を共有するときに同調が起こるだけです。でも、ネガティブな感情で荒れ狂っているような場をなんとかしなければいけないときはどうすればいいでしょう? ですからポイントは、「自分が変わる」ことです。

 

IFに色をつける

たとえば、IFは通常は無色透明のふわっとしたもやのようなものですが、これに色をつけてみるとどうでしょうか。もちろん、あなたの頭の中のイメージでそれを行うという話です。

色彩は感情に働きかけるといわれています。赤は情熱をかきたて興奮させ、青は穏やかに沈静化させます。もしその場が議論などでひどく興奮しすぎているようなときには、青いIFを使ってみるとよいかもしれません。逆に、意気消沈したムードのときは、赤いIFがよいでしょう。ほかには、緑色はヒーリングの色ですし、ピンクは愛情をあらわす色です。さまざまな色を試してみましょう。

ただし、先ほど書いたように、まずはその色をイメージするあなたがその色が示す感情に同調しておくことが大切です。あなたが落ち着けば、同じIFの中にいる他の人たちも、次第に落ち着いていくでしょう。

 

IFをその場に置いていく

IFはその場に置いていったり、物理的に離れた場所に作ることもできます。いずれも、そのようにイメージする練習を積むだけで可能です。

IFをある場所、たとえば職場に置いておけば、そこにいなくても職場の空気、雰囲気といったものを直感で受け取ることができるようになるでしょう。離れた場所に作るのは、たとえば入院中の家族の病室を思い浮かべて、そこにIFを設置するというような感じです。

 

IFを使ったヒーリング

IFを使ってクライアントとつながり(場を共有し)、その中でヒーリングを行うこともできます。この場合、直接対面して行うのがもっとも簡単で効果的ですが、先ほどの離れた場所にIFを作る方法をマスターすれば、遠隔ヒーリングも可能になるでしょう。

わたしはTFTをIFと組み合わせて使う方法をいま模索していますが、これはたぶんうまくいくでしょう。ヒーリングの技法については、各自で習得してください。

 

今回はここまでです。またアイディアが増えたら、発表していきます。