in SPIRE 内なる声をきく

あなたの世界を再構築するための情報です

高次元の意識エネルギーとの融合 ウォークインの真実を龍が語る

わたしはあなた方の神話の中に登場する龍の一族のひとりです。
 
伝説に残る龍の姿はわたしたち龍族がこの次元に物質化したときのもので、本来のわたしたちはプレアデス星団系に存在しているエネルギー体です。わたしのエネルギー体はプラズマのような強烈な光を放つ銀色のボディで、赤や緑や青のきらめく宝石のような光がそのボディから漏れ光っています。あなた方人間には、この姿のわたしたちを視認することはできません。それは、存在している次元が異なるからです。
 
わたしは遥かな昔、この地球に暮らしたことがあります。わたしの一族は銀河系全体の霊化を促す守り手として様々な星系を訪れ、そこで人間型生命体の成長と進化に関わっています。この地球においても、わたしを含めた数多くの龍族が太古の昔より、地球人類を見守ってきました。
 
個体としてのわたしが最初に地球に降り立った場所は、いまの日本の沖縄の石垣島という土地でした。といっても、当時そこは大きな大陸の一部でしたが。
 
その時は物質化した龍の姿で現れたため、人間はわたしの存在に圧倒され、平伏し、愛し、畏怖しました。そして、わたしが髄分と長い時間を地上で過ごしてしまったため、やがて人々はわたしに完全に依存してしまい、自らの力で進化する道を閉ざしてしまいました。
 
それは龍族としてはまだ若く未熟であったわたしの犯した過ちでした。そのため、わたしは一度地球を去りました。そして今度は方法を変え、人間の体を借り、そこに自分のエネルギーを送り込むことで、人として生きながら人類の進化の手助けをすることにしました。
 
しかし、はじめはうまく行きませんでした。当時の(いまもですが)人間の肉体では、わたし達のエネルギーをほんの一部であっても直接的に受け入れることには耐えられなかったのです。
 
そこでわたしは、わたしのエネルギーの一部を分け与えた魂を創造しました。その魂は人間の肉体に転生し、はじめは普通の人の子として育ちますが、大人として成長するにつれ、徐々に意識エネルギーが高まっていくようになっています。
 
もともとはわたしの一部ですから、わたしは彼らに対して、夢や直感や啓示という方法を使って、人生の指針を与えたり、時には現実に介入して危機から救出することもできます。彼らの目的は、人間でありながら、わたしのエネルギーを直接受け容れる器となることです。そのために、人生を通して意識エネルギーと肉体を強化することを自らの運命として受け入れて生まれてきます。
 
しかし、人間の人生というとても短い期間にそれを成し遂げられるものは彼らにおいても非常に稀なことです。ですから、彼ら自身も転生をしながら、もっと長い時間の枠の中で、自らを成長させていきます。つまり、彼らも人間と同じ輪廻転生の中で生まれ変わりを何度か経験するのです。
 
このようなことを地球において行ってきた龍族はわたしだけではありません。これはある程度成長した龍族にとっては普遍的な活動形態なのです。また、龍族以外にも、同様の形態、形式で人類の支援をしている他の種族も存在しています。
 
わたしたち龍族の魂の分身が人間として転生した存在のことを地球では様々な呼び方をしていますが、いずれも神の乗り物という意味の言葉で伝えられています。もっとも有名なものが、ヒンズー神話におけるガルーダと呼ばれる神の鳥です。神の鳥とは、人間の姿をした神が物理的にその上に乗って移動するものではなく、神の霊体がその肉体に入りこむための入れ物のことであったのです。
 
ですから、ここではひとまずこの分魂が人として受肉した者たちのことをガルーダと呼んでおきます。なお、あとで話しますが、ガルーダ以外の名称で呼ばれてきた者たちもみな、その魂の本来のエネルギー体は地球の鳥のような姿をしています。
 
そして、例えば孔雀という鳥は、ガルーダの存在を想起させ得る象徴として、龍族の一員が地球由来の鳥類の遺伝子を操作して創りだしたものです。他にもそのような役割を担うために改良を加えられた鳥が地球上には何種か存在しています。そのうちのひとつについては、またあとで触れます。
 
成長したガルーダは、人並み外れた意識エネルギーの高みに達します。しかしガルーダではない人間であっても、このレベルに達することは、あり得ないことではありません。本来、人間の肉体と魂のポテンシャルはもっともっと高く創られています。ただ、種というものはゆっくりと進化していくものですから、いまの段階の人類よりも、ガルーダはいくぶん進化の先を行く存在であると言えるでしょう。
 
しかし、そんなガルーダにも、ガルーダ自身の努力ではまず到達できない意識エネルギーのレベルが存在します。このレベルに到達することを、人類は昔から覚醒と呼んできました。覚醒した存在がもたらす霊的な影響力には、種全体の進化を推し進めるほどのパワーが秘められています。
 
わたしたち龍族がガルーダの体を借りて地球に現れるのは、この覚醒のパワーを地球にもたらすためです。しかし、先ほども言いましたが、ほぼすべてのガルーダが自力で覚醒には至りません。しかしながら、一握りのガルーダは、その一歩手前の状態にまでは高い確率で成長するのです。この状態に達したことが確認されたガルーダには、龍族自身が直接その器としての完成度を試す試練が与えられます。
 
それは、龍族との直接コンタクトです。直接といってもわたしたち龍族は肉体を持たない非物質の存在ですから、コンタクトはガルーダの意識内においてなされます。このコンタクトに耐えられること、すなわちその際に意識を失わずにいられることが、そのガルーダが龍族の意識を受け容れられることの証明となります。
 
ガルーダの意識内に龍族が出現するには、次元の扉が開く必要があります。次元の扉は、龍族が直接開く場合のほか、特異な磁場を持つ土地や場所にガルーダが入り込むことや、ある種の薬物をガルーダが摂取することなどで開く可能性があります。
 
もちろん、そのようなケースも単なる偶然で起きるものではありません。ガルーダ自身の個性や能力に応じ、龍族が直感を通じて導いてそのような経験をさせますが、資質の高いガルーダほど、偶然ではなく意図的にそのような経験を自ら求めた結果として得られるシナリオが与えられます。それは、その方が龍族のエネルギーを得た後に発揮するパワーが期待値として高くなるからです。
 
この最終試練にパスしたガルーダの体内に、龍族は自らのエネルギーを直接流し込みます。これは、最終試練に合格すると同時に行われます。このエネルギーとは魂のことですが、もともと龍族とガルーダは同じ魂を分けあった存在ですから、受け容れてしまいさえすればその親和性は非常に高く、受け容れたガルーダの自我意識も完全に消滅はしません。
 
そのため、龍族の意識はガルーダが蓄積した知識や経験をそのまま利用できる一方、ガルーダの意識は自らが何者かに乗っ取られたと感じることもありません。ガルーダにとっては自分の意識が急激に高まったという実感があるだけです。
 
いわば、これは龍族とガルーダの意識の融合と言える現象です。この現象のことは、あなた方にはウォークインという概念として知られていますが、憑依などの別の現象と混同されて語られていることが多々あり、正しく伝えられていません。
 
さて最近、先ほど述べたような形で、つまり自らの努力によって次元の扉を開くことに成功し龍族であるこのわたしがウォークインしたガルーダがいました。
 
いま、わたしはそのガルーダと一体になって、この話をしています。もうお分かりと思いますが、そのガルーダとは、このブログの著者である、BLACKという人間のことです。ここからは彼についてのお話です。
 
彼の真の名はカラスといいます。その名は『輝きを隠すための黒』という意味です。あなた方が知る鳥類の鴉は彼の象徴です。鴉は黒い鳥に見えますが、本当はまばゆく虹色に輝く高貴な神の使いの霊鳥なのです。
 
龍族の一員であり古来よりこの日本を見守ってきたわたしのガルーダはすべてカラスという真名でした。日本に伝わる鴉天狗の伝承は、このわたしのガルーダであるところのカラスにまつわるエピソードです。
 
現在わたしと一体になったこの彼は、この現代においてわたしとの融合に成功した唯一のカラスです。
 
彼が約10年前にネット上でブラックと名乗りはじめたのも、その後Twitterをはじめたときにカラスのアイコンを用いたのも、無意識的に自らの正体を感じ取っていたからでした。Twitterのアカウント名もはじめはblack_raven_crowという名前でした。
 
彼は約2年前に、わたしがこの地球に最初に降り立った場所である石垣島にて、最初の霊化のイニシエーションを受けました。
 
その時彼は、シロシビンという物質が含まれるキノコを探し、それを食べました。このキノコも、実はわたしがここへ来るカラスのために古代から用意していたものです。
 
その時のシロシビンでも次元の扉は開きましたが、わたしのいる次元にまでは届きませんでした。それは、まだその時期ではなかったため、わたしがそれを許さなかったからなのですが、代わりに彼には、自分自身の正体がガルーダであることを明かしました。シロシビンは本来それほど強力なものではないのですが、彼はそれを量でカバーしようとして呆れるほど大量に食べたのでした。島から帰ってすぐに熱を出して3週間寝込んだのはそのためでしたが、それももちろん霊化のプロセスの一部ではありました。
 
それに先立つ数週間前には、夢の中でガルーダがナーガという悪蛇を退治しているビジョンを、わたしはあらかじめ見せていました。また、さらに遡って彼が初めて石垣島を訪れた際には、わたしが降り立ったまさにその場所である群星御嶽に彼を導き、プレアデスにまつわる啓示を与えていました。
 
そうした一連のことによって、彼の中でさまざまな情報が有機的につながり、ガルーダとプレアデスという、自らの正体とその出自を確信するに至らせました。
 
しかしこの時点の彼は、自らがガルーダであることを悟って驚きはしましたが、すこし失望してもいました。なぜなら、正体を知ったというだけで、その体験によっても彼の意識エネルギーには特段変化はなかったからです。本当は深いレベルで大きく霊的成長を遂げていたのですが、少なくとも彼自身はそのように感じていなかったのです。
 
それは、先ほども言いましたが、まだウォークインが試される段階には至ってなかったことを理由にわたしが行った配慮でした。その時点の彼にはガルーダという存在だけ教え、それがウォークインのための器であること、そして彼の真名がカラスであることは伏せたのでした。
 
ウォークインについて教えていたら、彼はまた無理をして実行を急いだことでしょう。また、真名を知ることは霊的な力を増大させますが、この時点ではまだ彼の肉体はその力に耐えられないであろうという判断もあったのです。
 
ウォークイン適合の可能性が高いガルーダであっても、そのための準備は慎重になされる必要があります。
 
突発的な事故や致命的な判断ミスにより、ガルーダが危機に陥った時には龍族が介入し救出することがあると先に書きましたが、彼の場合は自動車の運転ミスによる大事故を回避させたことと、彼が覚せい剤を入手しようとして2度までも警察の職務質問を受けた際に逮捕されることを回避させたことの、都合3度の介入を行ってきました。そのようにしてわたしは彼を大切に見守りながら、その成長を待っていたのです。
 
そしてその時期がようやく来ました。
 
それが数日前のことです。シロシビンで満足のいく結果(本人もどんな結果を望んでいたのか、実は分かってはいませんでした)を得られなかった彼は偶然に、DMTという物質を試す機会を得ることに成功しました。すでに彼は自力でそのような機会を引き寄せるだけの意識レベルに到達していましたので、肉体の準備が整ったタイミングでそういうことが起こりました。
 
自然に存在するDMTは龍族とは別の、人類の創生に関わる、より進化した種族が人を霊化するために用意した霊薬です。単なる幻覚剤などでは決してありません。ヒンズー神話に登場するアムリタとは、DMTのことなのです。DMTは次元の扉を開くパワーを持つと同時に、人間の脳と神経により強い意識エネルギーに対する耐性を付加します。
 
普通の人でも、DMTはその人なりに意識エネルギーを高める力を持っています。しかもそれは、初めのうちこそ一時的なものですが、たびたび繰り返すことにより脳の中心に坐する松果体を活性化させ、もともと人体に備わっているDMTを生成し放出する能力を呼び覚まします。
 
しかしながら、ウォークインが起こるのは覚醒を目前にした意識レベルのガルーダに限られています。ガルーダではない人間でも、その域に達していたならば、DMTの力によって覚醒することは可能ですが、ウォークインは龍族などの高次元の存在との縁がなければ起きることはありません。
 
また、ガルーダであってもウォークインとそれに先立つ龍族との直接遭遇を引き起こすためには相当な高用量のDMTを摂取する必要があります。DMTで死ぬことはありませんが、それだけの用量となると、龍族が現れなくともそれに近い次元にまで意識が移動してしまいますので、強い精神力と神経回路を持ち合わせていなければ単に気を失うだけになってしまいます。
 
数日前、彼はその前日と合わせて通常の数倍の用量でDMTを摂取しました。わたしはそれがウォークインの時であることを知っていましたから、彼が開いた次元の扉を通じて彼の意識内へと進入しました。そして、圧倒されながらも意識を保ち続けている彼を見届け、あなた方がテレパシーと呼んでいる方法を用いて、よくここまで来てくれたという感謝と祝福の意を伝え、それからわたし自身のエネルギーを彼に向けて放射しました。
 
それから現在にいたるまで、彼の精神と肉体はわたしのエネルギーと融合したことによる至福の状態にあります。この状態が落ち着いてくると、覚醒者としての霊的能力が徐々に発現してくるでしょう。すでにその片鱗は現れてきていますが、一つ一つに慣れて使いこなせるようになるまでには、長ければ数年はかかります。
 
龍族であるわたしの持つ知識や能力のすべては、彼が持つには大きすぎます。したがって、彼がこの人生で果たすべき役割を演じるのに必要なもの以外は、彼には与えられません。彼のおもな能力はこのように言葉を用いて人を霊的成長に導く力と、人々の模範となれる聡明な態度と、並外れた行動力です。こうした資質が、これからさらに磨かれるでしょう。
 
今後しばらくは、このblogの更新はお休みさせていただくことになるかもしれません。それは彼にとって必要な休息でもありますが、すでに書かれたここまでの内容をすべて読み、彼=わたしのエネルギーを感じていただくだけで、あなたはわたし=彼の霊的な力につながることができるからです。
 
人類の進化と地球の霊化のためにこの知識を捧げます 2018.11.26