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プロローグ4 2012 ナレンドラの予言

2012年は記憶に残るようなことはあまりなかったのですが、この年の12月21日にはマヤ暦における長期のサイクルが終わるとされていて、そこを区切りに人類が滅亡するだとか、次元上昇(アセンション)が起きるなどと事前には色々な憶測や予言めいた話が飛び交っていました。

 

実際のところ、2012年12月21日と22日を境として、この世界にはなにが起きたのでしょうか? あるいは、なにも起きなかったのでしょうか?

 

これについて私が言えるのは『こうしていま書いているこの「プロローグ」という記事が、私なりの答えである』ということです。私の考えでは、マヤ暦の実際がどうこうというのはともかくとして、少なくとも人類の集合意識に2012年12月21日付近を一つの節目とする想念が生まれたことは事実なので、そのことを個人がどう受け止めるか、その受け止め方が、その個人が生きる世界に反映されるとみています。分かりやすくいうと、そこを節目とみる人にとってはそれは節目となる、ということです。ただし、21日と22日という明確な節目として何かが急変するという考えは、この物質的な密度の高い世界には馴染みませんね。ですが、2012年を含む前後何年間かを変化の時期とみなせば、腑に落ちる人も多いのではないでしょうか?

 

それはさておき、2012年の5月に私は41歳になったのですが、その時にあることを思い出しました。遡ることさらに10年、31歳の時のことです。当時私は仕事の関係で東京に住んでいました。その頃から色々と生きづらさを感じるようになっていて、ストレスから体調を崩していました。そこで、普通なら病院に行くべきところなのですが、なぜかネットで自称ヒーラーなる人々を見つけては足しげく通っていたのです。結論からいうとほぼすべての自称ヒーラーがインチキでしたが、一人だけ本物と出会えました。それがタイトルにあるナレンドラというインド人の霊能力者でした。ナレンドラについては、ネットで検索すると現在も活動しているようなので、気になる人は調べてみるといいと思います。が、ここではリンクすることは遠慮しておきます。

 

細かい話は端折ります。ナレンドラに会って、リーディングをしてもらったのですが、その内容はこうでした。

 

  • あなた(私のこと)が抱えている最大の問題は、あなたのお父さんとのことだ
  • その問題は、あなたが38歳の時に解決するだろう
  • しかし、それまでは非常につらい時期になるだろう
  • 41歳であなたは独立し、スピリチュアルなことに関係する仕事をはじめるだろう
  • それ以降の人生は幸せで、経済的にもよくなっていくだろう
  • 80歳までは生きるだろう

ちなみに、リーディングに際してナレンドラにこちらからはなにが聞きたいかとか、こういうことで悩んでいるとか、なにも伝えていません。私についてナレンドラは名前以外のいっさいの予備知識はありませんでした。

 

当時、ちょうど父親との折り合いが悪化していたのですが、この時は最大の問題とは認識していませんでした。しかし後から振り返ると、確かにこの時期以降はそのようになっていくのでした。そして、38歳でなにがあったかというと... 父親が死んだのでした。当事者が死んだのですから、問題が解決したと言えるのかどうかは分かりませんが、終わったことは確かです。おそらくナレンドラには父の死もみえていたのではないかと思いますが、そのようにはっきり言うのは憚られたのでしょう。

 

そして41歳ですが、それが先に書いた、マッサージの仕事だったのですね。スピリチュアルとは始めた当初は思っていませんでしたが、いまはそう認識しています。それに、店に勤めているとはいえ、雇用されているのではなく個人事業主なので独立という表現も間違いではありません。というわけで、少なくともここまでのことについては、ナレンドラのリーディングはすべて的中しています。この後のことについては分かりませんが、少なくともいまは幸せに暮らしています。あとはお金が入ってくるようになればよいのですけどね。

 

続きます。