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存在に関する統合的な図表の改訂版(次元密度+意識レベル+グルジエフの人間論)

 

merciful.hatenablog.com

 

 ↑こちらの記事の改訂版になります。新たな図表は下記のnoteにあります。

 

note.mu

 

改訂版の『パワーか、フォースか』に、各チャクラが対応する意識レベルについての記述がありました。それを引用したのが下記のnoteです。

 

note.mu

 

要点だけまとめると、こうなります。

 

第7チャクラ(クラウン):意識レベル600
第4チャクラ(ハート):意識レベル550
第6チャクラ(第三の眼、アジナチャクラ):意識レベル525
第5チャクラ(喉、スロート):意識レベル350
第3チャクラ(太陽神経叢)と第2チャクラ(丹田):意識レベル275
第1チャクラ(ルート):意識レベル200

以下、気づいたことなどを述べてみます。

 
肉体における位置と対応する意識レベルは一致しない

チャクラは通常、下から第1、第2と数えていきます。これは生命エネルギーの上昇するルート上に各チャクラが位置しているという概念にもつながるのですが、そのこともあって、わたしは(というより、ほとんどの人がそうだと思いますが)上のチャクラへいくほど、対応する意識レベルは順に上がっていくものと思いこんでいました。

 

ところが真相(あくまでホーキンズ博士とキネシオロジーテストを信頼するという前提ですが)は、ハートチャクラがクラウンチャクラの次に高い意識レベルである550に対応していて、第三の眼とスロートチャクラはハートよりも低い意識レベルで計測されるということでした。

 

ハートチャクラの重要性

たしかに、さまざまな文献が広い意味で「ハート(チャクラに限りません)」の重要性を説いていますし、ホーキンズ博士の意識のスケールにおいても、霊的な領域は「愛(500)」の理解からとされています。ハートチャクラが愛に関係していることは間違いないと思いますが、ハートチャクラそのものは550という高い位置のアトラクターとなっています。

 

霊性に関してもうひとつ重要なチャクラが第三の眼とも呼ばれるアジナチャクラですが、こちらの意識レベルは525です。ここから、意識レベル500は、アジナチャクラとハートチャクラの両方の影響下において愛を発現すると考えられそうです。

 

また、シッディと呼ばれる霊的な能力はアジナチャクラの活性によって発現することがあるそうですが、この位置関係からすると、ハートチャクラの活性が不十分であっても、シッディが発現する場合があることが想像できます。霊性の低い、動機の不純な霊能力者は、こうしたケースかもしれません。とはいえ、普通に考えれば、両チャクラは足並みをそろえて成長する位置関係にあるといえるでしょうか。

 

しかし、全体としては、悟りを開いて人間を次の次元へと導く入り口となるクラウンチャクラは別格としても、ハートチャクラの重要性にはあらためて注目するべきかもしれません。単純にいうとすれば、ハートを開くことに専念するだけで、意識レベル540を突破できるということになるはずですから。

 

スロートチャクラの本質

意外ともいえるのは、第5チャクラであるスロートチャクラの意識レベルが350ということでした。350という意識レベルは決して低くありません。むしろ、人類全体でみると、意識レベル350の人物は「相当優秀な」人です。日本の企業社会なら、間違いなくエリートですし、それでいて人間性も誠実で優しさも備えた、非の打ち所がないタイプといえるでしょう。

 

実際、スロートチャクラが象徴するのは端的にいうと卓越したコミュニケーション能力と表現力です。ですが、それはどう考えても意識レベル300台から400台において発揮されるべき能力です。これまではこのチャクラが象徴する特性を、どうすれば愛や霊的気づきを象徴するハートチャクラの上位に位置づけられるか? という根拠づけに苦しむところでしたが、真相がわかってみれば納得です。

 

そして、そうするとスロートチャクラよりも上部となる知性の領域(400台)は、スロートチャクラの影響力と深い洞察力を象徴するアジナチャクラの影響力のバランスということになりそうです。また、アジナチャクラそのものは525の位置にありますが、人を霊的な領域へと成長させ、そこに定着させるにはハートチャクラの力が必要なのでしょう。つまり、ハートが開かない限り、意識レベル499の知性の壁を超えられないと考えられます。ここからも、グルジエフのオクターブ理論におけるファはハートチャクラの活性を意味するという仮説は、崩さなくてもよさそうに思えます。

 

しかし残る疑問 チャクラの色とは? そしてオーラの色とは?

一般的に、7つのチャクラはその肉体における位置の順序そのままに、上から紫、藍、水色、グリーン、黄色、オレンジ、赤色という虹の7色に対応しているとされています。わたしは、ある程度親しい人のオーラの色が分かる(頭に浮かぶとでもいうのでしょうか。目で見ているわけではありません)のですが、それはやはり虹の7色になります。そのため、わたしは自分の観ているオーラの色=その人の優勢なチャクラの色と考えていました。そして、チャクラの肉体の位置関係をそのまま意識レベルの高低と思っていました。

 

しかし、正しい意識レベルで並べ直すと、ハートチャクラは藍色、アジナチャクラは水色、スロートチャクラが緑色ということになってしまいます。このため、自分の見解はいったん白紙にして、これまでの観察結果を改めて検証してみる必要があるのですが、それ以前に母数が少ない(いつも感じとれるわけでもありません)ので、これにはもっと時間をかけてゆっくり取り組んでいくつもりです。

 

そもそも、チャクラは肉体に数多く存在するとされています。そのうちの主要なものがたまたま7つあるため、またそれらが肉体の正中線に沿って存在するため、これをグルジエフのオクターブ理論にあてはめられるのではないかと考えたわけですが、チャクラというものはどうやら、そのように簡単にスケーリングできる性質のものではないのかもしれません。

 

ですから、いまのところはチャクラの色については、これまで知られている通りの理解でいた方がよいかもしれません。チャクラを自分で観ることができればいいわけですが、その能力はわたしにはありませんし。そのため、図表においては、チャクラの部分には色を用いず、あくまで意識レベルのスケールにおける指標とするにとどめました。